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玉井 広史; 木島 滋; 朝倉 伸幸; 伊丹 潔; 逆井 章; 細金 延幸; 東島 智; JT-60チーム
Proc. of 24th European Physical Society Conf. on Controlled Fusion and Plasma Physics, 21A, p.493 - 496, 1997/00
JT-60Uの放射冷却ダイバータプラズマにおいて、放射冷却のためにパフするガスの種類を変えてダイバータ放射損失量を比較した。冷却効率もリサイクリング率も高いネオンを用いた場合、最も少ないパフ量でダイバータ放出損失量を高めることができたが、同時に主プラズマ領域へのネオンの流入による主プラズマの放射損失の増大が観測された。通常シアのELM付Hモードでは、ダイバータ領域での放射損失増加に伴い分布のピークはX点の方向に移動し、やがてMARFEの発生による周辺プラズマの不安定性をもたらす。一方、逆転シア配位では、分布のピークがX点を越えてセパラトリクスの内側まで移動した状態でダイバータ放射損失量の高い状態で安定に維持される。一方、閉じ込めの改善度はダイバータ放射冷却の増加とともにいずれの配位でも劣化しており、改造ダイバータの重要課題の一つとして解明が期待される。
細金 延幸; 飛田 健次; A.A.E.Blockland*; 久保 博孝; 朝倉 伸幸; 辻 俊二; 嶋田 道也
Nuclear Fusion, 34(4), p.527 - 534, 1994/00
被引用回数:4 パーセンタイル:20(Physics, Fluids & Plasmas)JT-60Uにおいて、ダイバータ放射損失の測定がリップル損失の過程で発生する荷電交換粒子の影響を受け、100%以上の誤差を生じることがあることが判明した。この現象は、イオンのBドリフトがダイバータ方向でかつ、垂直ビームの中性粒子入射加熱をしている場合のみ起る。その影響の大きさは、安全係数が大きい程大きい。これは、リップル損失自体及びこの領域の中性粒子圧力が安全係数と共に増大するためである。ボロメータ測定と荷電交換粒子の定量的な検討の結果、リップル損失の10%が荷電交換しても、ボロメータ測定に大きな影響を与えることがわかった。